こんにちは!草食系大家の中村ひろきです。
不動産投資する上で欠かせないのが周辺の家賃相場を調べるという作業ですよね。
このとき大事なのは「最初はマクロ的にざっくり調べて、だんだんミクロ的に絞って調べていく」ことです。
わかりやすくいえば、
- 山・河川・国道
- 線路・市道・役所
- 学校・大型スーパー
番号順に、これらを起点にして家賃相場の流れを見ていけば、

ということが感覚的にわかってきます。
コレがわかると、入居者を募集した時の埋まりやすさもイメージしやすくなるでしょう。
というわけで、今回は気になるエリア全体の家賃相場をザックリと見渡す方法をお教えします!
SUUMOアプリに搭載された「なぞって探す」機能
「エリア全体の家賃相場をザックリ見渡す」方法って、なかなか無かったんですよね。
これを直感的に行えるのがコレ!SUUMOのスマホアプリです。
上記リンクから早速ダウンロードしたら、「TOP画面」→「賃貸物件」→「都道府県名」→ 「なぞって探す」と進んでください。
すると、この画面が出るはずです(ここでは京都府を選択)。
では、試しに地図をスクロールして「京都駅の南北の家賃相場の違い」を見てみます。
調べたいエリアまでスクロールしたら中央の青いボタンをタップ。
そして、京都駅の北側を指で円を描くと、指定範囲内の物件がヒット。
物件詳細を知りたい方へとタップしていくと、物件一覧が現れます。
このエリアはほとんど単身用の物件しか現れませんでした。だいたい中央値は5万前後ですね。
次に、同じように京都駅の南側を見てみると・・・
こちらも単身者用の物件しかありませんが、4万台の部屋も多く見られました。
わざわざ説明したので長く感じますが、実際にやってみると京都駅の南北の家賃相場感をつかむのは30秒もかかりません。
ここでは省略しますが、画像上部の「条件変更」を選べば、部屋タイプや間取りなどの条件を絞って検索することもできます。
例えば、こんなことが一瞬でわかっちゃいます。

便利ですね〜〜!!
いろんな家賃相場の境界線をなぞって探してみた
これ、やってみると止まらなくなるんですよね(笑)
試しに、都市部のいろんな境界線を探検してみました。
名古屋市最西端の境界線
ぼくの地元である名古屋市の西端は、庄内川を境に「海部郡(あまぐん)」に入ります。
まず名古屋市の最西端を「1LDK」に絞って検索。
だいたい6〜7万という相場でした。
次に、庄内川を隔てた海部郡の最東端。
床面積がほぼ同じで、しかも新築であるにもかかわらず5万円台。
川を一本隔てただけでこんなに違うとは驚きですね。
大阪淀川の境界線
地図を見てたら、淀川が意外にも太いことがわかったのでこちらも調査。
まず、川を隔てて大阪駅から遠い方の「1LDK」を調べてみると・・・
5万〜9万の物件があり、ちょうど真ん中が7.8万くらいでした。
次に、川を隔てて大阪駅に近い方はどうでしょう。
一番安い物件が写真の7.3万。一番高いものは15万以上という結果に。
やはり家賃相場はこういう要素ひとつで全く変わりますね〜。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の内容をまとめるとこんな感じです。
- ザックリとした家賃相場はSUUMOアプリを活用しよう。
- 川や線路を境に家賃相場がガラッと変わるので注意しよう。
- エリア全体の家賃相場を把握してから現地見学しよう。
特に、自宅から遠く離れた物件に目をつけた場合は、Webで調べられることは全部調べてから現地に行きましょう。
まだSUUMOアプリをダウンロードしていない方はぜひ。不動産投資にめっちゃ役立ちますよ。
そいではまたー!
他にも便利サイトたくさんあります。こちらを参考にしてください。