こんにちは。草食系大家の中村ひろきです。
不動産投資に興味をもった人は、おそらく第一歩目としてこんな行動を起こすでしょう。
- 業者さんから資料を請求する
- いろんなセミナーに参加する
- サイトで見つけた物件を内覧する
もちろん!こういった行動は死ぬほど大事です。
なにしろ、こんな一歩を踏み出す勇気さえなくて諦めてしまう人もたくさん居ますからね。
でも、書籍やセミナーで不動産投資の全体像がうっすら見えた頃に必ず忘れずに決めてほしいことがあります。

今回はそんな話です。聞いてください。
物件よりも融資よりもずっと大切なこと

不動産投資で最も大切なのは「物件」です。
だって、肝心の「物件」がないと夢の家賃収入は1円足りとも入ってこないから。
確かにそうだ。よくわかる。
いやいや。物件よりも「融資」が大事でしょう。
だって、どんないい物件があっても「融資」を組めなかったら、物件は手に入らないから。
間違いありません。
でも、それよりもっと大事なことがある。それは目標設定です。
わかりやすく言えば、こういうことです。

家賃収入が100万円/月ほしいなら、区分ワンルームなんて買ってる場合じゃありません。
月2万しか入ってこない区分ワンルームなら、50戸買わないと達成できない!
家賃収入が5万円/あれば十分なら、一棟アパートを狙ってる場合じゃありません。
多額のローンや管理の手間が大きな負担になるかもしれませんから。
つまり、どんな物件をどんなペースで買うかは、目標を設定することで初めて定まるということ。
それを決めずにフワフワした気持ちで物件を探している人の多いこと多いこと。
そうです。初期のぼくのことです。
初期のぼくはブレブレだった

初期のぼくは目標設定をしておらず、ぼんやりと「一棟アパートのオーナーかっこいいな」なんて憧れていました。
今だからこそわかりますが、コレ、完全に業者にカモられるパターンです。
そんな憧れの気持ちを業者に見抜かれて、綺麗な物件を案内されて、いい気になって契約してしまうのです。
すると、金利が高いなどの不利な条件があっても、何が悪いのか判断できなくなります。
最初に家賃収入がどれだけほしいか決めておけば、こういった場面で判断に迷うことはなくなります。
ちなみに、ブレていた時期の記事はこちらです。
中古戸建しか買えなかったぼくは、今ハッキリと家賃収入20万/月という目標があります。
月5万の家賃収入を生んでくれる物件を4軒買う計算ですね!
それを決めてからは「一棟アパートもいいな」とブレることが一切なくなりました。
ブレなくなると、自分に必要な情報とそうでない情報が瞬時に判断できるから不思議。
時代の流れに合わせて柔軟でいることも大事ですが、軸となる基準がないまま見切り発車する投資は大抵失敗するのです。

まとめ
フワッとした気分で間取り図や物件情報を眺めるのも、確かに楽しいです。
ただし、家賃収入を得ることが目的ならもう少し近道をしましょう。
その近道の第一歩は、なによりも「目標設定」を定めること。
- 何年後までに家賃収入がいくらほしいのか?
- 家賃収入を得てどんなライフスタイルを望むのか?
- そもそも不動産投資でなければいけないのか?
以上の質問に即答できないのであれば、新品のノートとペンを持ってカフェに半日こもりましょう。
一見遠回りに見えますが、やみくもに手を出すよりもはるかに有益な時間となるに違いありません。
そいではまたー!
物件タイプが定まらない方はこちらも参考にしてください。