こんにちは!草食系大家の中村ひろきです。
中古戸建で有名な加藤ひろゆきさんは知っていますか?
言うまでもなく『激安不動産を入手シテ豊かに暮らす方法』などを著している北海道の超先輩大家です。
さて今回は、加藤さんの著書の中で、ぼくと考え方が完全同意している部分があるので抜粋したいと思います。
2008年からクラウンマジェスタの18型を探し求め、常に価格をチェックしていた。
定点観測は重要だ。いいモノを安く買える。
その頃は、2004年式で440万円が相場だった。
しかし、この価格であれば、家(=収益物件)が買える。
家を買って貸す方が、お金が増えるので優先順位が高い。
欲しいクルマを買う前に、家(=収益物件)を買うべきだ。
実際、ワタクシも車より先に家を購入して、貸家として運営。
家賃をためながら、欲しいクルマの相場が落ちるのを待つという、長期戦に臨んだ。
出典:『ベンツは20万で買え!』
そして、加藤さんはじっくりクラウンマジェスタ18型の相場が下がるのを待ちます。
2013年のクラウンマジェスタ18型の相場は200万前後。
購入してもいいと思ったが、まだまだ15型もよく走る。
また、この年はリクエストの多いテナント物件に翻弄され、数百万の追加投資が必要になったため、見送った。
2014年の相場は150万円前後。
そろそろ買いどきではあったが、土地をキャッシュで購入したことと、貸家が2軒空いたので、
自分に対する戒めとして我慢が必要だと思った。
2015年になって、ようやく100万以下の中古車が出てきた。
途中で空いた2軒の貸家の入居者が決まり、国道沿いの300坪の土地にもテナントが決まった。
15型も劣化してきたので、久しぶりに自分の買い物をしてもいいのではないかと考えた。
出典:『ベンツは20万で買え!』
最初に欲しいと思った2008年から実際に買うまでの2015年までの7年間、冷静に買いどきを見計らっていますよね。
そして、結果的に当初の4分の1以下の金額の購入。しかもこの間にキャッシュで土地という資産も手に入れています。
贅沢品は後回し

ぼくが19歳の時に読んだ『金持ち父さん 貧乏父さん』の一節にも、
〝贅沢品は給料で買うな。投資によって得られた有り余るお金で買え〟
という教えがあったのを鮮明に覚えています。
コレも加藤さんと同じことを言ってますよね。お金を生まない消費物(=贅沢品)は、後回しにしろと。
ぼくは幸い自家用車自体いらないので、加藤さんのようにアレコレ悩むことはありません。
ただし、給料が入ったら、月々の小遣いを自分の財布に入れるよりも先に不動産貯金をするようにしています。
小さなことですが、こういう順番ルールを自分に課すことは、おそらくメッチャ大事なことですよね。
小さな金額を扱うときから順番を決めておかないと、いざ不動産投資するときも順番を誤る気がして仕方ありません。
というわけで、今回は加藤さんに習って「贅沢品を買うときの考え方」を復習してみました。
心当たりのある方は、「クルマ」を、「時計」「高価な家具」「自分が住む家」などに置き換えてみてください。
そいではまたー!
物件の費用に関する記事はこちらにもあります。
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