【写真31枚】日本三大名泉の下呂へ1泊2日の物件見学ツアーしたけど、地酒と飛騨牛以外の記憶がない。

こんにちは。草食系大家の中村ひろきです。

先日ネットで検索していたら、日本三大名泉である岐阜県下呂市の物件が目に止まりました。

それこそ温泉街のど真ん中にある、小ぶりな築51年の中古戸建です。

一瞬でときめいたぼくは、早速名古屋から電車で1時間半かけて下呂へ遠征することにしました。

今回は旅日記の要素アリですが、こんなことでお困りの人には役立つと思います。

  • 「下呂ってどんなところ?」
  • 「物件見学ってどんな感じなの?」
  • 「現地で何を調べればいいの?」

それでは行ってみましょう!いざ下呂へ!

 

そもそも「下呂(げろ)」ってどんなところ?

人口約33,000人。有馬・草津とともに日本三大名泉に数えられる、岐阜県の山奥にある地。

古くは室町時代から温泉が湧き出ていたようですが、上の写真の「飛騨川(ひだがわ)」が氾濫するたびに温泉が埋まり、住民たちは温泉を守るために古来から格闘していたとのこと。

上の写真の赤い矢印は「噴泉池(ふんせんち)」と呼ばれる下呂のシンボルで、24時間無料で入ることのできる混浴温泉。

ただし、某SMAPメンバーが裸で狂った事件以来は、下着の着用が義務付けられてしまったのです・・・。

名古屋駅から「ワイドビュー飛騨」で直通1時間半。徒歩で十分満喫できるコンパクトな街なんですよ。

名古屋人が「温泉行きたいね」と言えば、それはもう自動的に下呂のことを指すのです。

 

下呂駅に到着。

土曜の午前中の仕事を終えて名古屋駅に向かい、13時台発のワイドビュー飛騨に乗り込みました。

指定席は満席でキップが取れず、やむなく自由席の車両へ。

中国人やタイ人らしき観光客がわんさかいましたが、かろうじて残っていた席へ座れました。

日本三大名泉のブランドが海外にも知れ渡っていることを実感して、なんだか嬉しい。

14時半ごろ下呂駅に到着。ここからは「シェアハウスの住民」になりきって街を散策します。

各旅館スタッフによるお出迎え。温泉街ってまだこんなんやってんだな・・・。

駅前で発見の無料置き傘。これはシェアハウス住民にとって嬉しいんじゃね?

そして温泉街へ向かう。駅から徒歩10分くらいで超近いのよ。

飛騨川を眺めると、冒頭で紹介した噴泉池(ふんせんち)が見下ろせる。

せっかくだから拡大してみよう。
(ちなみに、真夜中に行くとカップルの入浴シーンに出くわすこともまれにあるらしい。)

橋を渡り切ると、そこはもう温泉街のメインストリート。

って、おいおいおい・・・

ちょっと待てよ・・・

 

 

 

ひろき
昭和ノスタルジック感満載か。

 

 

 

なんだこれ、もっとなんか、かわいい店員さんの雑貨屋とか、WiFiサクサクカフェとか・・・

 

 

 

ひろき
ないのかよぉぉおお!

 

 

 

バブルの残骸みたいな光景にゲンナリしたので、名物を食って気をまぎらわすことにしました。

先に載せた覇気の感じない店が連なる中で、ひときわ異彩を放つお店を発見。

ここは湯島庵という飛騨牛取り扱い専門店で、飛騨牛にぎりをテイクアウトで食べれるらしい。

というわけで、3点盛りとかいう一番豪華なやつを注文。

3点盛りは980円。

並んでた若者が羨望の眼差しでおれを見てやがるぜ。草食系大家ナメんなよ?

てなわけで、業者さんとの待ち合わせ1時間前にほろ酔いになってまったのでした。

 

不動産業者さんと待ち合わせ。

ほろ酔いのまま足湯に浸かってたら、そろそろ物件現地で待ち合わせの時間。

ネット上に載ってた物件の近くと思われる場所で待つが、5分過ぎても業者さんが来ない。

名古屋より体感温度は3℃くらい低く、突っ立ってるのもかなりキツイので、たまらず電話。

ひろき
もう物件の前にいるのですが・・・。
業者さん
ええ、私もいますよ。
ひろき
え?ネットに載ってた場所にいるはずなんですけどねえ。
業者さん
あぁ!ネットの位置と少し違うんですよ!

田舎の業者さん特有のゆるい雰囲気に癒された。

教えてもらった通りに道を進むと・・・

なんかどえらい急な登り坂を2分ほど進んで、

名古屋の自宅を出て4時間。ついに物件到着!!!

階段や手すりの汚れは気になるけど、こんなんリフォームでなんとでもなるだろう。

玄関ドアは、最近交換したっぽいデザインだし。余裕っしょ。

では、物件の概要を紹介しちゃいましょう。

 

下呂シェアハウス物件の概要

  • 価格・・・ 250万円
  • 構造・・・木造瓦葺2階建
  • 築年数・・・51年
  • 土地面積・・・44.29㎡(13.42坪)
  • 建物面積・・・78.18㎡(23.69坪)
  • 間取り・・・5K
  • 設備・・・公営上下水道・中部電力・個別プロパンガス
  • 備考・・・再建築不可・風呂なし・駐車場なし

今回の最大の焦点は「『風呂なし』というデカい短所を乗り越えるポテンシャルがあるか?」です。

しかし、現地調査で早くも判明した次の2点が重くのしかかりました。

  • バブル崩壊を引きずったままの古びれた温泉街
  • 大した眺望が望めるわけじゃない登り坂

ぼくがターゲットとしているのは「20〜30代のパソコン1台で仕事が成り立つ若者」です。

さぁ、果たして彼らが日本三大名泉の湯を堪能しながらここで暮らす価値はあるのか?

 

いざ、物件内へ潜入!!

業者さんはとても気さくでいい人でした。

位置情報が間違っていたことを謝罪すると、さっそく物件内へと案内してくれました。

ここからは、ぼくと業者さんとの会話を中心にお楽しみください。 

業者さんに促されて玄関へ。壁は多少リフォームが必要っぽい。

(田舎の不動産業者はこういうよくわからん格好してることが多い)

こちらはキッチン。理解に苦しむ洗濯機のポジショニング。

ひろき
え、なんすかこの洗濯機(笑)
業者さん
水回りはここに集めることしかできなかったみたいですねー。
ひろき
えーっと、ここはどれくらい空き家になってるんでしたっけ?
業者さん
2年前後かな?いや、もっとかな。3年くらいですね。

キッチンから見た1階の2部屋。窓開けた瞬間飛び込んでくるダイナミックな石垣。

ひろき
ここって売り出した当初はいくらだったんですか?
業者さん
たしか最初は460万くらいでしたよ。

築年数の古い物件で一番怖いのはトイレ。リフォーム済みのようでホッとする。

ひろき
今までここを見学した人って、どうして買わなかったんですか?
業者さん
やっぱり思ったより坂がキツかったみたいですね。
ひろき
うん、確かにキツかったですね(ちょっと酔ってたし)。
業者さん
あと、やっぱり風呂ないのはキツイみたいですわー。
ひろき
(やはりそうかぁ)

階段も特に問題なし。壁が比較的キレイで嬉しい。

2階の和室。築51年とは思えないほどキレ・・・

 

ひろき
ん・・・?

 

 

 

 

ひろき
雨漏りセンパイィィィイイ!!!!

 

しかも、なかなかの規模。

 

最後にアカンやつ見てもうた。

 

業者さん
よっぽど大雨じゃなきゃ大丈夫そうですけどねー。

 

大丈夫じゃないです。

 

別れ際に「この辺で500万以下の物件出たら教えてくれよな!」とお願いし、バイバイしました。

 

ガッツリ観光しながら物件の復習。

実働15分の激務を終えました。

あとは下呂を堪能しながら物件を振り返るのみ。

よーし、まず物件のデメリットおさらいすっか。

  • 風呂ない
  • リビングない
  • 登り坂キツイ
  • 雨漏りエグい
  • 再建築不可(※)
  • 洗濯物干すところない
  • 各部屋にコンセント1個しかない

結構ハードル高いなぁ。

「再建築不可」とは、幅4m以上の道路に2m以上接していない物件のこと。
文字通り、更地にすると再度家を建てられないので、売ろうと思ったときに売れずに困るケースも。格安で出回るため、あえて好むマニアックな投資家も存在する。

よし、次はメリットをまとめてみよう。

  • 温泉近い

 

あれ?

おかしいな・・・

 

 

ひろき
「温泉近い」以外のメリットが見つかんねえ・・・

 

とりあえず宿帰って寝よ。

 

この日の宿泊先は、Airbnbのサイトで見つけた下呂駅の真ん前にあるGEROBAL HOSTELです。

オーナーさんは、自らのゲストハウスを「非活発系」とカテゴライズしていました。

毎晩たこ焼きパーティーやってる体育会系ゲストハウスがめっちゃ苦手なぼくにとっては、すごく居心地が良かった。

今回の物件は、いろいろ残念な上に、若者が長期滞在しても飽きのこない店や娯楽があまりに少ないので断念。

お隣の「郡上八幡」や「飛騨高山」はじゃんじゃん若者が移住して盛り上がってるから、引き続き下呂も定点観測するよ!

「日本三大名泉」のブランドは、これからも輝き続けるはずだからね!チッキショー!
(左:オーナーさん 右:ぼく)

 

まとめ

今回見学した物件で「日本三大名泉にシェアハウス計画」は実現しませんでした。

でも、数年ぶりに訪れた下呂の現状を知れたことと、人脈ができたことで大満足でっす!

ここで、今回の1泊2日の下呂旅行でやった仕事っぽいことをまとめておきます。

まずは、業者さんに確認したこと。

  • 空き家期間
  • 売った理由
  • 価格の変動歴
  • 現状渡しか否か
  • 固定資産税と都市計画税の金額
  • 売主の属性(どんな人か)
  • 近隣の月極Pの空き状況と料金
  • 過去の見学者の有無
  • 過去の見学者が見送った理由
  • 値段交渉の可能性の幅

次に、下呂周辺で調べたこと。

  • 近隣戸建の空き状況
  • 近隣アパートの空室率
  • 移住者の有無
  • 観光客の年齢層と国籍
  • 夜遊びできるところがあるか
  • スーパー、薬局、郵便局、銀行の位置
  • エリア内で働く従業員の年齢層

もっともっと確認すべき事項はあるかもですが、今回はそんな感じ。

現地見学未経験の方の参考になれば嬉しいですね。

一緒に遠方の物件見学ツアー行ける仲間ができたらもっと嬉しいなぁ。

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中村ひろき


草食系大家としてゆるゆると家賃収入を稼ぎながら、離島などの秘境へ出張治療しています。「好きも嫌いも我慢しないライフスタイル」をモットーに、大好きな戸建て投資で遊び倒します。
個人ブログ『TraveLife』も運営中!

名古屋生まれ那覇育ち。

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