こんにちは。草食系大家の中村ひろきです!
不動産投資において、ファミリー向けの物件を探している人に欠かせないのが学校情報です。
- 学区内の小中学校の人気度
- 学区内の小中学校の生徒数
- 学区内の小中学校の生徒数増減
このあたりは賃貸需要に直結する部分なので、気になる物件が見つかったら必ず調査すべきです。
ぼく、今まではそのエリアの賃貸仲介業者(mini miniなど)に電話で問い合わせてたんですよ。


という感じで親切に教えてくれるのですが、もうこの必要は一切なくなりました。
なぜなら全国のあらゆる学区情報を網羅できる素敵なサイトを発見したからです。
「ガッコム」は全国の学校情報を網羅する神サイト

全国の学校情報を網羅するガッコムは、自治体の見づらい&ダサいサイトとは桁違い。
慶應義塾大学の教授兼社長の「株式会社ガッコム」が、子供の学校選びに困らないために運営しているようです。
住所情報から通学地域となる学校を自動算出してくれるガッコム学区サーチなどもあるので、もう地図を見ながら「この物件はどこの学校なんだろう?」と迷うこともなくなります。
「ガッコム」で学校生徒数を調べてみよう!
ガッコムの生徒数を調べるのはとてもカンタン。
トップページの住所検索で「沖縄県那覇市」と入力します。
試しに一番上の「安謝(あじゃ)小学校」をクリック。
次に「学年の児童数・学級数」をクリックすると・・・
あっという間に1〜6年生の生徒数が出てきちゃいます!

もっと画面を下に進むと、学年別に過去5年の推移が一目でわかります。
また、先ほどのように住所を入力せず「都道府県から探す」に従って進むと、生徒数をランキング形式で表示することできます。

物件検索時にこの画面を開きながら平行して作業を進めると、そのエリアに住むファミリー世帯数が感覚的に把握できますね。
そうすれば「せっかく現地まで見学来たのに、ファミリーに超不人気なエリアだった!」と無駄足を踏むことがなくなります。
「ガッコム」は他にもこんなデータが格納されている。
ガッコムでわかるのは生徒数だけではありません。
- 学校の教員数
- 外国人生徒数
- 使っている教科書
- 学校の最寄駅・バス停情報
- エリアの災害・不審者情報
投資家というより、子供を学校に通わせる親にとってはものすごく心強い情報だらけですね!
我々投資家としては、生徒数はもちろんのこと治安情報も気になりますね。
あまりにも治安が悪いところは、家賃も取れないばかりか入居者トラブルも発生しかねません。
ガッコムの治安情報はかなり生々しいので、試しに自分の住んでるエリアを調べてみてください。
「ガッコム」のデータを不動産投資にどう活かすか?
不動産投資において「ガッコム」を使う目的はおよそこの2点に絞られるでしょう。
- 現地に足を運ぶ手間をできるだけ省くため。
- 賃貸需要を推定するため。
じゃあ「ガッコム」のどの部分で賃貸需要を推定するのか。
現地点でぼくが重点的にチェックするのは1〜6年生の生徒数の増減ですね。
やはり年々右肩下がりに生徒が減少傾向にある場合、ファミリー戸建を長年賃貸で運用するのは良いイメージが湧きません。
じゃあ、生徒が多ければ多いのか?といえば「そういうわけでもない」というのがぼくの考え。
生徒数が多いエリアは住宅地が密集しているので、ライバル物件も多い可能性が高いです。
あくまで需給バランスですね。
「需要は多いけれども供給が追いついていない」というエリアが一番美味しいでしょう。
なかなかそんなエリアなんてないのが一筋縄ではいかないところですが。
地元の情報を一番把握しているのは、やはり地元の賃貸仲介業者。
ネットで下調べをした後は、直接問い合わせるのがイチバンです。
そのあたりはこちらの記事を参考にしてください。
また、不動産投資関連の便利サイトはこちらにまとめました。