そのエリアについて一番詳しいのはgoogle様?商店のおばちゃん?

こんにちは。草食系大家の中村ひろきです。

先日、愛知県のはずれにある550万の戸建てを見学しました。

発見したのは、アットホームという物件情報サイト。発展途上の愛知県西部に位置する、大きな国道沿いにある物件でした。

ネットで見た限り好感触だった物件。でも「やっぱ現地へ行かなきゃ分からんなぁ」と痛感させられました。今回はそんな話です。

この物件めっちゃよくね?

不動産業者との待ち合わせ時間の90分前に、現地に到着。

近くに車を止めて、近隣アパートの入居率を調べたり、コンビニでコーヒー飲んだり、街の様子を観察しながら散歩していました。

ほどなくして担当者さんが到着し、鍵を開けてもらい、見学スタートです。

ここであらかじめ用意しておいた質問をします。

「売却理由はなんですか?」

「空き家の期間はどれくらいですか?」

「どれくらい問い合わせがありますか?」

などなど。

すべての部屋で計50枚くらい写真を撮る。壁やフスマはかなり痛んでいたので、結構リフォーム代かかりそう。

担当者さんに「リフォーム代を概算してご連絡します。」と一言残して帰ろうとすると、急に引き止められました。

「あの、400万くらいだったら値下げできます。かなり売り急いでいるみたいなので。」

え、マジで?

ネットで見つけたときには、かなり注目数の多い物件でした。値下げの可能性はないと思っていました。

聞くと、問い合わせはたくさんあるものの、現地見学はぼくが初めてだといいます。

うおおお。やばい。この物件めっちゃよくね!?

そのエリアについて一番詳しいのはだれ?

さて、そんなウキウキ気分で担当者さんと別れたぼくが知りたかったこと。

それは、

  1. この物件を貸したらどのくらい家賃を取れるか?
  2. この物件を貸したらどのくらい人気が出そうか?

この二点です。

「それならさっきの担当者さんに聞けばよくない?」

と思われる方いるでしょうが、ここは注意が必要です。

物件を販売する業者さんは、物件を売ることで利益を得ます。

ですから、物件を売るために、悪いことは言わない可能性が高いのです。

この販売業者さんに「この物件は買う価値があるでしょうか?」と質問することは、古着屋に行って「この服は似合いますか?」と聞くぐらいアホな質問だということです。

そこで、ぼくが向かった先はどこでしょうか。

公園でパソコン開いて、googleで検索?

地元に詳しい商店のおばちゃんに聞き込み調査?

どちらも不正解です。答えは、駅前にあったミニミニです。

ご存知の通り、ミニミニは「物件を借りたい人と貸したい人を仲介すること」がメイン業務です。

ミニミニの利益は、双方の賃貸契約を結んで得られる「仲介手数料」です。

仲介手数料を得なければ、1円も利益を得られません。

そのためには、できるだけ多くの物件を大家さんから預かって、適性の家賃で入居者を探さなければいけません。

つまり、ぼくが上記の2つの質問をした場合、本当の情報を教えなければ自分たちにメリットがないのです。

聞き込み調査でわかった「ナマ」の情報

ミニミニでは若い男性スタッフが対応してくれました。

さきほどの物件チラシを見せて「家賃どんくらい取れそう?」「このエリアは人気?」と尋ねると、予想外の返答でした。

「このエリアに内覧行くこと自体ありませんね。」

「このエリアの7万で募集出してる戸建ては、ずっと空室です。」

「この物件の隣にマンションは、3LDKで4万なのに問い合わせありません。」

などなど。

ぼくのウキウキ気分は一瞬で吹き飛びました。入居者探しに苦労する自分の姿を想像しました。

こんなこと、いくらググっても、商店のおばちゃんに聞いても、なかなかつかめない情報ですよね。

というわけで、リフォーム代の概算を出す気もなくなり、その物件は見送ることにしました。

本当の情報は現場に落ちている

そのエリアの大家が知りたい情報は、誰よりも「地元に根付いた不動産屋」が一番よく知っている。

このことをわかっているだけで、必要以上にパソコンでにらめっこすることがなくなりますよね。

「不動産屋って怖くないの?タダでそんな情報聞き出せるの?」

とお思いの方。心配無用です。

さきほどお話しした通り、地元で賃貸の仲介をメイン業務にしている不動産会社は、仲介を数こなしてナンボの世界。

そのためには、お部屋探し目的のお客さんのために、たくさんの物件を取り揃えておかないといけません。

たくさんの物件を取り揃えるには、できるだけ多くの大家さんとつながり、物件を仲介させもらわなければいけません。

商売の命綱ともいえる大家さんを冷たくあしらうメリットなどどこにもない、というわけです。

逆に、ネットの下調べでイマイチだと感じても、地元の不動産屋が思わぬ情報を握っているかもしれません。

そう考えると、やっぱり不動産投資って、現場に出向いたモン勝ちですねえ。

「パソコンとにらめっこして、専門用語だけ詳しくなった結果、何もしない。」

そんな頭でっかちにならないために、さっさと現場で生きた情報を拾ってきましょー!という話でした。

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中村ひろき


草食系大家としてゆるゆると家賃収入を稼ぎながら、離島などの秘境へ出張治療しています。「好きも嫌いも我慢しないライフスタイル」をモットーに、大好きな戸建て投資で遊び倒します。
個人ブログ『TraveLife』も運営中!

名古屋生まれ那覇育ち。

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