こんにちは。草食系大家の中村ひろきです。
不動産投資を始めたばかりのみなさま。もうどんな物件タイプを狙うかお決まりですか?
実はぼく、最初は一棟モノを狙っていたが、のちに中古戸建に落ち着いたという経緯があります。
今回は、その経緯を詳しく話してみたいと思います。
まだどんな物件にするか決まっていない方は、参考にしていただければと思います。
初めて正社員になった29歳の春
ぼくが不動産投資を本格的に始めようと思ったのは29歳の時でした。
もっと早くからスタートしたかったのですが、とにかく20代は不安定の連続。
仕事を辞めて世界一周をしたり、派遣バイトで食い繫いだりしていました。
パチンコ屋のバイトをブッチして名古屋から京都に逃亡したのが27歳の時ですからね・・・。
いろいろあって、初めて「正社員」という身分をゲットしたのが29歳。
ようやく「今なら不動産投資できるかな」という気持ちになったのです。
最初はAmazonで「不動産投資」と検索して、ヒットする本を片っ端から読んでいきました。
そして、一番好きな本に出会います。紺野健太郎さんの「最速でお金持ちになる絶対法則」です。

と確信。
早速、物件を紹介してもらうべく不動産業者にアタックしていきました。
不真面目に過ごした20代のツケが回ってくる
しかし!世の中はそんなに甘くありませんでした。
これまでロクに貯金してこなかったせいで、準備できる自己資金は100万円程度。
いくらフルローンを組めたとしても、購入後に物件の故障が起きたら対応できる余力はありません。
それに加えて、会社員と並行して自営している治療院経営にも目をつけられました。
「貯金ナシ」「怪しい自営業」「年数の浅い会社員歴」を見通した不動産業者は、

と一喝。
もともと人見知りで、ビクビクしながら業者さんを回っていた僕は、わりと簡単にボキッと心を折られました(笑)
一棟モノ以外に見出したもう一つの道
属性の悪いぼくに残されていた道は、数百万で買える中古戸建をほそぼそと狙っていく道。
一棟モノのように家賃収入が爆速で増えるわけではありませんが、これしかできないから仕方ない。
今となっては、中古戸建の楽しさを知ることができて、めっちゃ満足してますけどね!
その情報をブログで発信することで、新たに収入を得ることができますから。
ただ、20代のうちにマジメに貯金できていたら、ぼくは間違いなく一棟モノを買い進めていたでしょう。
前述の紺野さんや、他の投資家を見てもわかる通り、世界を渡り歩いて暮らす不動産投資家のほとんどが一棟モノ投資家です。
同じく「世界を渡り歩いて暮らす」を目標にしているぼくが、一棟モノに憧れない理由などありません。
きっとこれを読んでいる方は、20代の頃マジメに貯金をしてきた方ばかりでしょう。
ひとつの会社に勤めて10年以上経っている方も少なくないかもしれません。
そんな方々が、もし「世界を渡り歩いて暮らす」というデカイ夢を叶えたいなら、ぼくは声を大にして言います。

結論。貯金は大事。

不動産業者さんによっては「フルローン組める融資機関紹介するよ!」をセールストークにしている所もあるでしょう。
でも、購入後に発生する予期せぬ出費に備えて、やはりキャッシュの温存があることは力になります。
さんざん業者に冷たい目で言い放たれた僕がいうんだから間違いない。やっぱり自己資金は大事。
今まで話してこなかったですが、ぼくが中古戸建をメインに買い進めているのはこんな背景があったのでした。
そいではまたー!